外壁や屋根の塗り替え工事を検討すると、こんな疑問や悩みが出てきませんか?
- どこの塗装業者がいいのか?
- どうやって塗装業者を選べばいいのか?
- 外壁塗装・屋根塗装の費用の相場は?
- キレイでデザイン性の高い塗装はできるのか?
- しっかりと防水された高性能な外壁になるのか?
高いお金を払って外壁や屋根の塗装をするのだから、絶対に失敗したくない!
外壁塗装を失敗したり後悔しないための成功の秘訣は、信頼できる塗装業者を見つけられるかどうかにかかっています。
そのためには、塗装業者に何を求め、どんな外壁・屋根塗装にしたいのかという、基準やこだわりの優先順位を決めておくことが必要です。
また、悪徳業者を見極めるためのポイントや知識を手に入れておくことも必須です。
以下、塗装業者を選ぶ際にどんなことを基準にしたりこだわるべきなのか、また、悪徳業者の見極め方をお伝えします。
- 費用にこだわる
- 価格の透明性にこだわる
- 実績や施工事例にこだわる
- 塗装の機能性にこだわる
- デザインにこだわる
- 対応の良さ・安心感にこだわる
- 頼んでもいないのに訪問販売やセールスをしてくる
- 特別扱いをして契約を急がせる
- 「今だけの限定価格」などと言いすぐに契約しようとする
- 「塗装の耐久年数が30年以上」など大袈裟な機能性を言う
- 「このままだとすぐに外壁がダメになる」などと過度に不安をあおる
塗装業者を選んだり、悪徳業者を見抜く目安や参考にしてください。
ここから先は、もう少し詳しく塗装業者の選び方を説明していきます。
外壁塗装はトラブルや
悪徳業者が多い?


外壁塗装はトラブルや悪徳業者が多いと言われています。
実際当社でも過去に外壁塗装業者とトラブルになったり、悪徳業者に騙されそうになったというお客様の話を聞くことがあります。
何故、外壁塗装にはトラブルが多いのでしょうか?
それは
- 外壁塗装には定価がない
- 塗装した箇所の良し悪しの判断が困難
- 事前の打ち合わせ不足
- 塗装劣化は見た目でわかるので飛び込み営業しやすい
などの理由があります。
外壁塗装には定価がない
外壁塗装は、洋服や家電製品、食品などのように定価が決まっていません。
外壁塗装工事の色々な費用が、業者ごとで異なるので相場がはっきりとしていないのです。
また使用する塗料のレベル、外壁や屋根の劣化具合、塗料を塗る量や面積、補修の内容も一棟一棟違うので、他の物件との価格の比較が難しいのです
塗装した箇所の良し悪しの判断が困難
塗装した外壁や屋根などに「明らかな色ムラ」、「表面がデコボコしている」、「ヒビ割れがある」など、見た目でしか一般の方には塗装箇所の良し悪しが判断できません。
施工した直後にはきちんと施工できていると思っても、1~2年という早い期間で塗装に劣化が見られるということがあります。
その時に初めて、手抜き工事だったと気付いてしまうのです。
事前の打ち合わせ不足
わからないことや決めることが多かったり、専門用語が飛び交ったりすることもあるなど、面倒くさくなってあまり塗装工事の事前打ち合わせをしないということがあります。
そうすると、「思っていたよりも費用が高くなった」「イメージしていた色と違った」「頼んでいない箇所も工事された」「追加費用がかかった」などのトラブルが起こる可能性があります。
悪質な業者がわざと綿密な打ち合わせをせずに、自分たち業者側に有利な契約をする場合もあります。
そうならないためにも、わからないことや少しでも疑問に思ったことはそのままにせずに、しっかりと確認をすることが大事です。
優良業者であればあるほど、しっかりとした対応をしてくれます。
塗装劣化は見た目でわかるので飛び込み営業しやすい
建物の外壁や屋根、塀、カーポート、ガレージなどの塗装劣化は外から見てすぐにわかりやすいので、業者が飛び込み営業をしやすいです。
優良業者が訪問してくれればいいのですが、訪問販売は悪徳業者が多いのが現状です。
また、地震や台風、豪雨などの直後に訪問し、外壁のひび割れや屋根の雨漏りの不安をあおり契約しようとする悪徳業者もいますので注意してください。
塗装業者の業者別特徴


外壁塗装工事を依頼できる業者は数多くあり、どの塗装業者にすればいいのかすぐには決めにくいものです。
業者には種類があって、大きく分けると3種類になります。
まずは、その3種類の業者から選択して、塗装業者を絞っていくのがおすすめです。
大手ハウスメーカー
全国テレビCMや広告なども行っている、大手ハウスメーカーで、家を建てたりしている会社です。
- 安心・信頼感があり、保証がしっかりしている
- 施工は下請け業者が行うので、中間マージンにより費用が高くなる
- 本部や会社の決まりごとにより融通が利きにくい
おすすめする人
多少費用がかかったとしても、大手ハウスメーカーならではの長期保証やアフターサービスなどで、安心感や安定感を得たい人
工務店
地域・地元に根差した建設会社、建築会社で、ハウスメーカー同様に家を建てたり、リフォームしたりする業者です。
- 大手ハウスメーカーよりも中間マージンが低い分費用が安くなる
- 外壁塗装以外のリフォームやメンテナンスも依頼できる
- 施工は下請け業者がやることもあるが融通は聞きやすい
おすすめする人
外壁や屋根の塗装だけではなく、建物全体のリフォームやメンテナンスも一緒に相談したい人
地域・地元の塗装業者
職人のみ、または営業マンがいたとしても職人と密な連絡ができる、小規模な地元密着の業者です。
- 自社施工なので中間手数料がかからず最も費用が安い
- 宣伝・広告不足で優良業者を見つけにくい傾向がある
- 優良業者と悪徳業者の見極めが難しい
おすすめする人
業者探しに多少時間がかかっても、費用を抑えて融通が利きやすい業者がいい人
塗装業者を探す方法


優良な塗装業者はどうやって見つければいいのでしょうか?
ここでは塗装業者を探す方法と、それぞれの探し方におけるメリットとデメリットをご紹介します。
WEB上で探す
現代の主流となっている塗装業者の探し方は、やはりインターネットを使っての検索です。
塗装業者のホームページを直接見て、手軽に、またあなた自身の判断で探すことができます。
しかし、検索の上位にホームページが表示されていることと、優良業者であることは必ずしもイコールとはなりませんので、注意してください。
ホームページに書かれていることは業者選びの1つの参考とし、実際に問い合わせをしたり、打ち合わせをしてから判断してください。
広告やチラシで探す
ネット社会となっている現代では以前に比べて広告やチラシが減っていますが、まだまだ情報提供の主流としている業者も多く、業者探しの大事な情報源です。
ホームページを持っていないとか、持っているけど力を入れておらず情報が乏しい業者なども見つけることができます。
広告で見付けた業者名をネット検索して、もっと深い情報を調査することもできますので、広告やチラシの情報だけを鵜吞みにしないことも大切です。
知人・友人に紹介してもらう
ご近所の人や親戚、友人から紹介してもらう時には、実際にその人が施工を依頼したことがある業者を紹介してもらうといいです。
「施工してもらったことはないけど知ってるから紹介する」という感じで紹介してもらった業者とは、トラブルになる可能性がありますのでおすすめしません。
「知っている業者だから安心」だとか「信頼できる」とは絶対に言えないからです。
施工を依頼したことがある業者を紹介してもらえるのであれば、実際にその人から業者の感想や口コミを聞くことができるのは良い点です。
ただ、知人・友人の話だけで依頼するのではなく、あなた自身も直接業者と会ったり相談したりしてから依頼するようにしてください。
友人がその業者を良いと言ってても、あなたがその業者と馬が合うかは別なので、注意してください。
業者を選ぶための
基準やこだわりを決める


見積りを依頼する前、また見積りを手に入れた後、どうやって塗装業者を決めればいいのでしょうか?
それにはまず
- あなたが塗装業者に対して何を求めるのか?
- 何を目的に外壁塗装・屋根塗装をするのか?
- 何を基準にするのか?
- 何にこだわるのか?
などを決める必要があります。
塗装業者を選ぶための基準やこだわりを決め、「その塗装業者はあなたの基準やこだわりを満たしてくれるのか?」で決めていきます。
ここでは基準やこだわり別による、選ぶためのポイントを紹介していきます。
「費用にこだわる」
ときのポイント
外壁塗装の費用相場は、80~120万円だと言われています。
この相場に対して提示された見積金額は妥当なのかを確認する必要があります。
相場よりも高ければ、ぼったくられている可能性を疑い、安ければ、手抜き工事をされる可能性を疑わなければいけません。
しかし、相場よりも高い理由、例えば、良質な塗料を使用するとか、特殊な技術を導入しているなどの理由がある場合も多々あります。
相場よりも金額が高い理由がちゃんとしていれば、見積金額に妥当性はあると言えます。
理由を確認し、必要があるものなのか、必要がないものなのかを考えて、場合によっては見積りを取り直してみるといいです。
ちなみに相場よりも安い理由として考えられるのは、自社施工で中間マージンが必要ないから、営業マンを雇わず人件費カットできるから、などがあります。
また、見積りは1社だけでなく、3社ほどから見積りを取るようにしてください。
そうすることにより、価格の比較ができますし、だいたいの価格や相場観がわかるので、判断基準が出来てきます。
「価格の透明性にこだわる」
ときのポイント
費用にこだわるときの選ぶポイントに重なる部分もあるのですが、価格の透明性にこだわるときの選ぶポイントは、その見積金額となる理由や根拠がちゃんと提示されているかを確認してください。
見積書に、工事の内容や内訳が詳細に記載されているのか、使う塗料や道具などの金額が記載されているか、保証内容が記載されているかなどをチェックしてください」
細かい記載がなかったり、気になる記載があれば見積りを出した業者に直接聞いてみてください。
「実績や施工事例にこだわる」
ときのポイント
塗装業者のホームページがあるのならば、ホームページに施工事例が載っているか確認してみてください。
また、チラシや広告などにも掲載されていることもあります。
しかし、ホームページが無い業者だったり、ホームページがあっても載っている施工事例が少ない場合があります。
その時は、塗装業者に直接聞いてみて、資料があれば見せてもらい、どれだけの実績があるのか、施工の内容はあなたが満足できるものなのかを確認してください。
「塗装の機能性にこだわる」
ときのポイント
近年では塗料にも様々な機能が付け加えられていて、そのような塗料を機能性塗料と呼んでいます。
その機能は様々ありますので、あなたの好みに合わせて選ぶといいです。
ただ、あなたの住んでいる地域や環境、外壁材の種類によっては合わないものもあります。
機能性塗料を使用するなら、塗料の種類やメリット、その塗料があなたの物件に合う根拠をきちんと紹介してくれる塗装業者を選んでください。
- 抗菌・防カビ塗料
- 日射反射率塗料
- 自己復元塗料
- 耐熱塗料
- 低汚染(ていおせん)塗料
- 撥水性・撥油性塗料
- 耐火塗料
「デザインにこだわる」
ときのポイント
デザインにこだわるならば、その塗装業者にあなた好みのデザインの施工事例があるのか、カラー相談に乗ってくれるカラーコーディネーターはいるのかなどを確認してください。
デザインによっては、特殊な技術や施工方法が必要になるので、施工経験があるかなども聞いてみてください。
紙などに印刷された色と、実際の外壁や屋根などに塗ったときの色は変わることもあるので、色見本やカラーシミュレーションだけでデザインやカラーを決めない方がいいです。
「対応の良さ・安心感にこだわる」
ときのポイント
塗装業者の営業マンや職人は、あなたの物件の塗装工事を任せたいと思える人柄なのか、また気軽に相談できる相手なのかを確認してください。
どんなに人気があったとしても、どんなに評判が良かったとしても、あなたに必ず人柄が合うとは限りません。
どんなにいい人でも全員に必ず好かれることはないからです。
物件調査時や見積り、打ち合わせの時の行動や態度、言葉遣い、目線、顔の表情、服装などをチェックし、あなたに合いそうか確認してください。
- 契約を取りたいためのオーバートークはしていないか
- 専門用語をわかりやすく説明してくれるか
- メリットだけでなくデメリットも教えてくれるか
- 費用や支払方法はどうなるのか
- 保証期間についての説明はあるか
なども判断基準となります。
優良業者と悪徳業者の
見極め方


一言で優良業者といっても、塗装業者によって、「価格が安い」「施工技術が高い」「説明が丁寧でわかりやすい」などの色々な特徴がありますので、どれをとって優良業者とするかは難しいところです。
ですが、本当に大事なのは、塗装に対しての正しい知識と技術を持ち、お客様と誠心誠意に向き合ってくれることです。
無理なことを言った時に調子よく話に乗るのではなく、「ここまではできるけどそれ以上はできない」と、ちゃんと対応してくれた方が信頼できます。
調子よく話に乗ったり、あなただけ特別というのは、どこかで騙そうとしたり、手を抜こうとしたりする可能性もあります。
以下では、優良業者と悪徳業者を見極めるポイントをご紹介します。
塗装優良業者の見極めポイント
- 営業マンや職人の対応がしっかりしている
- 見積りの説明や記載が丁寧
- 口約束ではなく契約書などの書面を出す
- アフターフォローがしっかりしている
- メリットだけでなくデメリットも説明してくれる
- 豊富な施工実績がある
塗装悪徳業者の見極めポイント
- 特別扱いしてすぐに契約しようとする
- 特別キャンペーン価格など大幅な値下げをする
- 塗装の状態を大袈裟に悪く言って不安をあおる
- 30年持つなど耐久年数が長すぎる
- 工事期間があまりにも短い(手抜き工事)
- 高圧洗浄を手抜きする
- 下地処理や補修作業を手抜きする
- 見積りに記載されている塗料を使用しない
- 塗料を必要以上に薄めて使用する
- 塗装回数を減らして手抜きする
- 高圧洗浄や塗装の乾燥を待たずすぐに作業する
これだけは絶対注意!
悪徳業者を見極めるにも、色々なポイントがあったり気を付けなければならないところがろがあります。
「もっと簡単に悪徳業者に気付く方法はないの?」という場合に、これだけは避けてほしい注意ポイントをお伝えします。
・不安や特別感をあおる業者
・口約束ばかりで契約書がない業者
トラブルに
ならないためには


優良業者と悪徳業者の見極め方やポイントを紹介しましたが、それでもまだ業者とトラブルにならないか不安を持つかもしれません。
もし塗装工事中や塗装工事後に、塗り忘れや手抜きなどに気付いた場合、業者とトラブルにならないための方法を覚えておけば、いざという時にも安心です。
安易に工事完了の確認書にサインしない
塗装作業、リフォームが終わった時には、工事完了確認書へのサインが必要となります。
サインをすることで、今回の塗装工事が契約通りに終わったことを認めることとなります。
もし工事完了の最終点検の際などに塗り忘れなどの問題点があれば、確認書にはサインせずに修正工事を依頼をしましょう。
その際には工事日を聞き、ちゃんと修正してもらえるか確認することが大切です。
工事後ならば保証期間を利用する
先ほどの工事完了確認書へサインをした後に、塗り忘れやひび割れなどの塗装不具合を見付けた時には、工事後のアフターフォローを利用しましょう。
業者によって保証期間は異なりますが、期間内であれば、修正工事をしてもらえます。
塗装工事の際の契約書はしっかりと保管しておき、何かあればすぐに内容確認できるようにしておいてください。
相談窓口に相談してみる
契約内のことであるにも関わらず塗装業者が修正工事をしてくれなかったり、何かトラブルが起こりそうな時には、第三者や専門家の意見が聞ける相談窓口に連絡してみてください。
あなたの強い味方となってくれるかもしれません。
その他、お住まいの市町村の自治体には、住宅・リフォームに関することが相談できる住まいの相談窓口などがありますので、そちらもご活用ください。
連絡先は、各自治体にてお問い合わせください。
塗装業者の選び方まとめ


塗装業者の選び方を解説しましたが、参考になりましたでしょうか。
失敗しない外壁塗装をするためには塗装業者選びが最初の選択肢となりますが、塗装業者選びが一番難しい選択となります。
優良の塗装業者を選べれば外壁塗装は成功したと言えます。
塗装業者を選ぶための基準やこだわりを決め、3社以上から相見積りを取り、インターネットで情報を調べたり、友人・知人から聞いてみたりしてください。
そして、悪徳業者の特徴を頭に入れ、悪質な業者だけとは契約しないように気を付けてください。
なお、当店、千葉県浦安市にある小杉塗装では、相談、調査、見積りは無料となっております。
外壁塗装・リフォームなど、塗装に関することは何でも誠心誠意で対応させていただいております。
「話しを聞いてみたい」「質問してみたい」というだけでも大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください!
あなたからのお問い合わせを心よりお待ちしております。